©伝統素材伝承支援協会 とってもゴージャスな漆喰 150 150

とってもゴージャスな漆喰

ちょっとセレブなお話を。
写真は説明の必要はありませんね。
ゴージャスの象徴?シャンデリアです。
写真素材 PIXTA
(c) ロック写真素材 PIXTA

でも、ちょっと寂しい。何かが足りない。

そう。天井に飾りが無いですね。
シンプルな円形のものだけ。


一般にメダリオンと呼ばれています。














シャンデリアに限らず、シンプルな吊り照明でも
メダリオンがあるとないでは見栄えが全然違います。

シャンデリアの元祖、西洋の文化では石膏から削りだしたものや
型取りしたものが多いようですが
日本に残される古い洋館などでは、鏝絵の技術が応用された
漆喰で作ったメダリオンが少なからず見られます。

ワタシは数年前、新潟の左官さんの事務所で
漆喰の鏝絵メダリオンを見せてもらって以来、
各地の天井を見上げるようになりました。

問題は、天井なので石膏なのか漆喰なのか判別が付けにくいところ。
でも、日本に伝わる様々な技がギュッと濃縮されてるように思えます。

花をあしらったさりげないものや














梅や竹、岩を描いた和テイストの強いものまで。
















イイですよね~。
でも、残念ながら簡単には手に入りません。
こんな作品を作ってくださる左官の方が、国内に何人いらっしゃるでしょうか?

現代の住まいはボードを貼り、その上から壁紙を貼るだけの
簡単なものになってしまいました。

左官さんが技巧を追及する場が失われつつあるのです。

欲しくなった時にはもう手に入りませんよ。
ゴージャスな住まいにお暮らしの方、依頼するなら今のうちです。



さて、1300年前最もゴージャスだった場所。
奈良ですね。
今月は勝手に奈良キャンペーン実施中。

創建は平城遷都と同じ710年。
同じく1300年祭の興福寺さん。
南円堂、今の世に見ても大変絢爛な細工が施されています。
写真素材 PIXTA
(c) りえ写真素材 PIXTA

箔の設え、鬼瓦、大変豪華です。
写真素材 PIXTA
(c) みきぷろ写真素材 PIXTA


興福寺さんといえば、有名なのが阿修羅像。


















興福寺さんでは4月8日から
あの有名な阿修羅ファンクラブの新規募集が始まっています。
定員は3000人。まだ間に合うかなー?

また、5/16には公式イベントがあるそうです。
申し込みは4/30まで。
阿修羅好きの方は急いで応募しなきゃっ。