漆喰哲学 ?

2010年4月27日火曜日

たわごと 漆喰

t f B! P L
「漆喰を作る上で何かこだわりや信条はありますか?」

などと訊かないでください。
ワタシは漆喰を学ぶだけで精一杯です。

漆喰哲学、いっぱしに語れるようになるのでしょうか…

今は精一杯。真面目に取り組むだけです。
まだまだ「アツく語る」には青すぎます。

そう、今日は 哲学の日

ソクラテスが毒ニンジンジュース?を飲んで死んだ日ですね。
哲学の素養はありませんが、ギリシア哲学に出てくる

 「単に生きるのではなく、善く生きる」

という考え方には、大変共感を持っています。
そして難しいのは「ヨクイキル」ということ。


 よく生きる とは 
  
 一生懸命に生きる、充実した生活を送ること。

 良く生きる とは 
  
 夢や目標をもってよい結果を出せるように生きること。

 好く生きる とは 
 
 自分にとって好ましい生き方をすること。

そして

 善く生きる とは 
 
 人や社会のために善いことをする、人を愛すること。 
なのだそうです。

 
ここで、少しでも柔道に関わっていると、ある言葉が連想されます。

 精力善用  そして  自他共栄



ちょっと前にはイタリアのベルルスコーニ首相が配ったといわれる、ロシアのプーチン大統領らの著書「プーチンと学ぶ柔道」でも有名になりましたね。


左の書籍は山下先生と小林氏が同書を抜粋し、解説を加えたものです。







精力善用 とは 
 「心身の力を最も有効に使用する」こと。
 その心、その力を最大限に生かして社会に対し善い方向に用いるという
 原理です。

自他共栄 とは 
 精力善用の原理を実生活に生かすことで
 人間と社会の進歩と発展に貢献することを表しています。

そして
 柔道だけでなく、現代に、世界にも通ずる理念です。

ワタシは漆喰や石灰を学び、作り続ける中でその言葉通りに続けていけるでしょうか?精一杯やるしかないですね。頑張ります。



哲学のはじまりも奈良。
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薬師寺さんの東塔西塔。
修学旅行生を相手に楽しく話すお坊さん。
そのお話も一つの哲学ですね。
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