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DIYで漆喰 その7 漆喰にテクスチャーをつける

「漆喰を塗る時に、パターン仕上げにしてテクスチャーを出したい」
というご要望、結構いただきます。

「漆喰」と云うと「和」のイメージが強いのですが
最近レストランなどで良く見られる、西洋風の漆喰仕上げ
リビングなどに望まれる方が増えています。

プロの左官職人さんは、
日々の研究と努力で、様々な仕上げ方法を習得されていますし
当然、高度な技術が要求される仕上げ方法も沢山あります。

が、DIY。
ぶっつけ本番では難しいけど、ちょっと練習したら出来そうな方法…

ありますよ。

でも、漆喰の基本は平滑で艶消しの押さえ仕上げ
修練とカンが必要となりますから、ここは思いっきり省きましょう。

下地材の工程説明も省きます。
鏝を使って出来るだけ均等に平滑に塗りましょう。

さて、仕上げ方法です。

最も邪道な?鏝を使わず手で塗る方法
必要な物は、お肌を守るゴム手袋とヘラやスポンジなど。

 1)漆喰を手で、適当に塗り付けます。
 2)ヘラやスポンジで出来るだけ均等に平滑に塗り広げます。

  この時、厚みは1ミリ程度に。厚くつけ過ぎない。
  あくまでも下地。お化粧でいうファンデーションの役割です。

 3)半乾きの一歩手前くらいで、もう一度漆喰を。
 4)一旦、平滑に塗り広げた後、乾かないうちにパターンを付けます。

パターンを付けるのは、手のひらでグイグイ撫でてもよし、
スポンジで擦ってもよし、ヘラやカマボコ板でランダムに模様を付けてもよし…。
ココがDIYの醍醐味ですね。

「いやいや、鏝で。」と云う方は、下地材から1)~3)までを
中塗り鏝などでチャレンジしてください。
簡単に曲がる、薄い鏝は使いにくいでしょうから。

最後のパターン付けは、あなたのセンスです。

わざと荒っぽく仕上げた後、半乾きの時に鏝で凸部だけを均したり
適当な模様が付いた道具を使って、ちょっとした型を付けたり…

 
















間接照明など、柔らかな光と組み合わせると、とっても雰囲気が出ますね。

最後に豆知識。
 メーカー品の上塗り用漆喰なら、重量比で1割程度の骨材を混ぜても平気です。
 細かめに篩った川砂や硅砂などを入れることで、粗く、肉厚になり
 パターンも付けやすくなります。
 
 また、厚く塗り過ぎたところ、最後まで水分が残るところなどは
 乾いた後に、テカります。


必ず試し塗りしてからにしましょうね。
ぶっつけ本番で出来るほど、日本の伝統素材は甘くありません。

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