第一次大極殿正殿の復元公開に行ってきたわけですが
時間が無くダッシュ。
その顛末を写真でお伝えします。
まずは朱雀門。
入口で既に圧倒される大きさなのですが
ココからが平城宮のスケールの大きさを体験することになります。
近鉄電車の踏切を越えて、は~るかかなたに見える大極殿。
しかも真っ直ぐではなく、大きくぐるっと迂回しながら向かいます。
おお、夢にまで見た…と思うのもつかの間。
大きすぎます。
中央に人が何人も立っているのが分かりますか?
そう。手すりの高さが人の高さ。
大きいのです。
誰もがその想像を超えるレベルに大きいのです。
1300年前にこの高さと大きさ。
重機もない時代にいったいどうやって組み上げたのでしょうか?
内部の天井近くの小壁には干支(えと)の十二支
そして各方角からの守り神、四神(青龍・朱雀・白虎・玄武)の絵が。
四神と季節、覚えてますか?
国語の授業で習いましたね。
青春・朱夏・白秋・玄冬…だから青春時代と云うのでしたね。
ワタシはもう朱夏でしょうかね。
北を守るのは玄武。
「玄」は玄人(くろうと)の読み通り、黒の色も表します。
歴史的な流れで考えると、この後の時代からは仏教の考え方?
仏教の考え方からは、北の神様は多聞天(毘沙門天)。
戦いの神様ですね。夜叉や羅刹はこの神様の家来です。
などとウンチクを述べる暇もなく
期間限定公開?の高御座(たかみくら)模型を。
高御座は文字通り、天皇の御座。
昔も組み立て式で移動されていたとか。
さて、大極殿も堪能したし、お客様の所へ行こうかと
外へ出ると…
またもや、はるか彼方に目的地、さっき入ってきた朱雀門が。
走りました。
走り抜けました。
奈良には落ち着いて行って来てください。
平城宮大極殿公開中!! |