ワタシはあるきっかけから深く「漆喰」を学ぶことになりました。
本来は、あくまでメーカーの営業ですから、
自社商品とそれに関連することだけ知っていれば良いのです。
それを変えたのはワタシが勝手に師匠と呼んでいる、
伝統素材を造り続けている人達との出会いでした。
誰もが先代から受け継いだ心と技、
それに新たな試みを加えながら素材を活かす努力を繰り返していました。
…それにシビレたわけです。
懲りずに教えを請うワタシのことを
「物知らずの馬鹿ボン」と思ったことでしょう。
「しつこい知りたがりや」が鬱陶しいと感じていたことでしょう。
が、押しかけてみるもんです。
師匠達がいうことの半分くらいわかるようになり、
それを皆様にこのブログで説明するという、
「伝承」のお手伝いをさせていただけるようになりました。
明日は、その道の有志の方々に対する伝統素材の勉強会。
初めて「師匠」のお役に立てる?機会がやってきました。
正直、心から嬉しいです。
が、気負い込んで失敗しないように、リラックス。
今日はちょっとピリピリしていました。