松山で漆喰を求める

2010年9月7日火曜日

漆喰

t f B! P L
本日、明日と愛媛県松山市に来ています。
古民家、古材、伝統資財に関連する研修に来たのですが…

恒例のお勉強ダッシュ!!
時間のある限り、歴史ある建物を見て歩きます。

で、やってきたのが萬翠荘と愚陀仏庵。

萬翠荘は大正11年に松平藩主の子孫、久松定謨によって建てられた
フランスルネサンス風の別邸。愛媛県の指定有形文化財です。














そして、愚陀仏庵は…
写真素材 PIXTA
(c) アイボ写真素材 PIXTA

今年7月の集中豪雨による土砂崩れで倒壊し
写真の原型をとどめず、こんな有様に…まったく姿がありません。













現在、復旧を目指して計画中のようです。
一日も早い復元をお祈りします。
2010-07-12 愚陀仏庵(ぐだぶつあん) が土砂崩れにより全壊

さて、仕方なく?萬翠荘を足早にお勉強して歩きました。














さすが親藩、松平家の子孫。
屋根は天然スレート葺き。外壁の装飾もなかなかのものです。

そして内部。
























ワタシの好物の天井装飾もたくさんありましたが…
世の流れでしょうか?漆喰であったはずの部分もペンキでべっとり。
ちょっと落胆して帰りました。

前回のお手入れは2008年実施だったようです。
次回改修では、是非、漆喰での復元をお祈りします。

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