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本物の土が魅せる風格

 ここはとある和風レストランのチェーン店の風除室。
入り口のドアを開けると3畳くらいのスペースがあって、もう一枚ドアがありますよね?
あのスペースです。


で、入ると…何かが違う。
そう。よくあるペンキや樹脂を使った左官材などではなく
本物の土が使われているのです。


左官の歴史は土から。
土はその地域で採れるものが使われてきましたが、
左官技術も素材も、それを芸術とまで云われる文化が円熟したのも京都。

そして京都の土を語る上で、欠かせないのが聚楽土(じゅらくつち)。

その聚楽土が使われています。なんと贅沢な。


でも、左官業界関係者なら気づきますかね?
なんとなく肌が違う。そう。例のアレです。
本物の土の魅力、存分に感じられるはずです。
素材が本物なのですから。

レストランにこんな壁、もったいな~い なんて言わないでください。
それだけこだわりがある。ということなのでしょうね。

食事に行ったのに、壁の魅力に取り付かれて空腹を忘れる入り口でした。