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もう一度「あをによし」

「あをによし」。
2010年に何度も使ったコトバです。

そのコトバの意味、もう覚えましたね?

奈良の美しさを表す言葉です。
 「あをによし」 和歌などで知られる枕詞(まくらことば)ですね。

万葉集では
 安乎尓余志 奈良能美夜古尓 多奈妣家流 安麻能之良久毛 見礼杼安可奴加毛
 あをによし ならのみやこに たなびける あまのしらくも みれどあかぬかも
  (奈良の都にたなびく白い雲は、ずっと見ていても見飽きないものですよ。)

 青丹吉 寧樂乃京師者 咲花乃 薫如 今盛有
 あをによし ならのみやこは さくはなの にほふがごとく いまさかりなり
  (奈良の都は、咲く花の色香が艶やかに匂い映え、今盛りです。)
などが有名ですね。一般に「青丹よし」と書きます。

青丹については、緑青という説、(朱色の顔料)という説
様々ですが、いずれにせよその美しさは

 漆喰の白さで、より際立った、建物で構成された都の美しさ

であったに違いないと思います。(もキレイにみえるでしょう?)



今年はこの「奈良の美しさ」に痺れた1年でした。
出来る限りの時間を我が目で見ることに費やしましたが…

「知識は見識に劣る。」
肝に銘じなければならない言葉です。