©伝統素材伝承支援協会 あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます

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今年も漆喰を中心に、様々な事柄について触れていきます。

年の初めはやはり「漆喰」についてですね。

漆喰とされているものの分類をおさらいしましょう。

 Wikipedia;漆喰より。(この部分はワタシが書いたのですが…)
分類名
内容
本漆喰
旧来漆喰とされてきたもの。現地にて昔ながらに海藻を炊いてのりを作り、麻すさと塩焼き消石灰を混合して作られる。
土佐漆喰
3ヶ月以上発酵させた藁と塩焼き消石灰と水を混合し、1ヶ月以上熟成させたもの。そのため藁の成分が発色し、施工直後から紫外線で退色するまでは薄黄~薄茶色の姿に仕上がる。練り状の製品しか存在しない。
既調合漆喰
いわゆる「漆喰メーカー」が製造した漆喰製品。一般に塩焼き消石灰と麻すさ、粉末海藻のり、炭酸カルシウムなどの微骨材が配合された粉末製品。水を加え練ることで漆喰として使用される。近年では海草のりに加え、合成樹脂を使用した製品や、化学繊維を使用した製品、顔料を混ぜて色をつけた製品もある。また、練り置き済み製品も存在する。
琉球漆喰
=ムチ(沖縄方言で餅の意)。藁と生石灰を混合したものに水を加え、生石灰に消化加熱反応を起させることで藁を馴染ませ、さらにそれを擂り潰し熟成させたもの。土佐漆喰に比べ藁の混入量が多いため、紫外線で退色するまでは濃黄~薄茶色の姿に仕上がる。練り状の製品しか存在しない。沖縄の屋根瓦工事を中心に用いられる。
漆喰関連
製品
近年上市されている、漆喰の機能を有するとされる塗料や消石灰が配合された輸入塗り壁材など。現状は既調合漆喰との区別をする規定がない。

近年、インターネットや雑誌広告で様々な「漆喰」が出ており、
見分けもつきませんね。

「どれが」というわけではりませんが、
建築材料には、食品のように厳しい定義がありませんので
「漆喰」の名前がつけば、本物であるというわけではありません。
もともと、漆喰とは
我が国、海外に限らず石灰を塗りつけるだけのものだったのです。
極端にいうと、そのまま水で溶いて塗るだけでも良いわけです。
ただ、それでは塗りにくい上、ひび割れが入りやすい。
そのため、砂や海藻、繊維などを配合して作業をしやすくしたわけです。
それが漆喰。古代から伝わる、住まいを守る材料です。

しかし、便利さを求めるあまり、価格を追求するあまり…
今年はそのことについて、各地で説明していきたいと考えています。