鳥インフルエンザ(宮崎)

2011年1月23日日曜日

インフルエンザ

t f B! P L
ワタシの本業は漆喰、そして石灰のメーカーです。

全国のあちらこちらでゲリラ的に?発生していた鳥インフルエンザが
とうとう宮崎県で発生との報告がありました。

すでに鹿児島県での発生がありましたので
九州の石灰メーカーは防疫・消毒に使用される
消石灰の安定供給のために準備を整えていますが…

それでも瞬間的に大量の消毒用石灰を供給するとなると
それは大変な労力を要するのです。

手間がかかるから…などと言っては居られません。
前回の鳥インフルエンザ、そして昨年の口蹄疫。
対応を続けておりますが、全ては社会貢献のため。

おそらくいずれのメーカーも
採算がとれないことを承知で対応を続けています。



そもそも、なぜ石灰が消毒用として散布されているのか?

 疑問に思う方も多いと思います。

消毒用石灰として散布されているものは
 消石灰=水酸化カルシウム です。

じゃあ、カルシウムが?
 残念ながらカルシウムには効果はありません。
 「水酸化カルシウム」であることが必要なのです。

 過去にも発生した口蹄疫や鳥インフルエンザの際にも
 消毒するために大量の消石灰が散布されました。

 消石灰が強アルカリ性であることで、それに触れた菌が死んでしまうこと。
 そのために消石灰が散布されているのです。
   鳥インフルエンザ防疫と石灰(日本石灰協会)
 

現在、私たちは出来るだけ多くの消毒用石灰を供給できるよう、
準備を整えています。

全ては皆さまの安全のため。
我々は出来る限り、「出来ること」をやり続けるだけです。



















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