マイ箸運動と竹の箸

2011年2月8日火曜日

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マイ箸。お持ちですか?

近年、環境貢献の為に割り箸ではなく
樹脂製の箸を出すお店も増えてきましたね。


ただ、先日も紹介しましたが
もともと割り箸は間伐材や製材の際に出る端材が使われていました。

それが大量消費と低価格化により
製造効率を上げるために
「箸を作るために木を切る」という事態になっているわけです。

必要とされなくなった木材、どこに行ってしまうのでしょう…。


木材と同じく、箸に使われてきたのが「竹」。
こちらも深刻な事態を招いています。

国内での竹材消費が減ったこと。
そして中国などからの安価な竹材が輸入されていること。

国内の竹林は荒廃の一途をたどっています。


だからこそ、割り箸を使うのだ!
と、いう極端な話まで出るわけですね。

その議論は敢えて避けますが…

さて、マイ箸運動。
これが行われたのは環境貢献の為だけではありません。

割り箸に使われる木や竹、自然素材ですよね。
自然にある素材だから、自然に変化するのが当たり前。

けれども、変色したりカビが生えたり…しませんね。

なぜでしょうか?

 それが箸の漂白と防カビ処理。

残留する成分が想像を絶する事態をもたらす実験結果を見たことがあります。

魚の水槽に箸を漬けると、数日で魚が死滅する…というものです。

綺麗で清潔なイメージのある割り箸。
それが危険極まりないもよであるとしたら?

マイ箸を持って歩きたくなりますよね。

最近は国産竹、漂白の代わりに熱処理などが行われたものも流通しています。

さらに使用後の竹箸を回収してリサイクルしている方々もいらっしゃいます。

その箸なら?


私はその箸だけは敢えて使うようにしています。
クラ大同級生の松尾さんが頑張ってますし(笑)


箸の実態や水槽の実験
http://www.fun-c.jp/8dori/8dori-2008-04.pdf

安全な竹箸とそのリサイクルを行う
「楽しい株式会社」
http://www.fun-c.jp/index.html

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