©伝統素材伝承支援協会 東風吹かば 150 150

東風吹かば

まずはこの歌から。

東風吹かば匂ひをこせよ梅の花 主なしとて春を忘るな

最後を「春な忘れそ」とも。
大学入試シーズン真っ只中。
「な~そ」は禁止をあらわす古典文法でしたね。

さてこの歌、拾遺和歌集に収められた、菅原道真のものです。
天神様、学問の神様としてまつられている菅公。

西暦901年2月16日、太宰権帥(だざいのごんのそつ)として
京都から福岡へ旅立ちました。
on the way to the tenmangu
on the way to the tenmangu / monkist


左遷され、京をあとに旅立つとき
東風(こち)が吹いたら梅の香りを届けてくれと詠まれた歌だと習いましたね。

それにならって、天神様、天満宮では梅の花。
そしてそこかしこに梅の文様があしらわれていますね。
北野天満宮
北野天満宮 / sprklg



ちゃんと理由があるんです。

そして東風は「こち」。春の風のことです。
トンプーと読んだ方はギャンブルの影響を受けすぎですね(笑)


今年はどんな春風が吹くのでしょうか?
優しく暖かい風だと嬉しいですね。