2月21日は漱石の日。
夏目漱石が博士号を辞退したことにちなんでのものです。
夏目漱石はもともと東京出身。
暮らした場所も東京がメインだったようなのですが…
松山、熊本、修善寺など、各地で漱石にちなんだ場所としての観光が楽しめます。
特に有名なのは「坊ちゃん」で知られる松山でしょうね。
市内から道後温泉まで走るのは坊ちゃん列車。
坊ちゃん列車 / woinary
有名なお菓子は坊ちゃん団子。
坊ちゃん団子 / たくちゃん
夏目漱石にちなんだ様々な名物があります。
が、漱石が松山に居たのって1年ぽっちなんです。
それほどに「坊ちゃん」の影響が大きいということですね。
私が気になるのは愚陀仏庵(ぐだぶつあん)。
愛媛にお住まいの方や日本文学の素養のある方はご存知ですね。
夏目漱石が愛媛県松山赴任中に下宿していたとされ
正岡子規が居候していたことでも知られる建物です。
戦災で焼けてしまったものが復元されたのが1955年。
それが2010年7月に集中豪雨で起きた土砂崩れで倒壊したままなんです。
以前にも漆喰の物件紹介でお見せした萬翠荘(旧久松家別荘)の裏にありました。
復元に向けて様々な活動が行われているそうですが…
いつになるんでしょうかね?