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堺から環境問題を考える

今週末は泉州堺へ向かいます。

大阪府堺市。ただの地方都市ではありません。
東洋のベニスとまで呼ばれた堺。
その歴史はヤマト王権、さらには旧石器時代まで。
戦国時代や江戸の商人の町だけではないんです。


なので、堺をおさらい。


堺を代表する人物といえば
私たちの生活に大きく影響を残した「茶人 千利休」。

千利休は堺の豪商、倉庫業を生業としていた「魚屋(ととや)」の出身。
堺市には史跡として千利休屋敷跡があるんです。





さてさて、堺名物といえば…やはり堺打刃物。
堺は昔から鍛冶の町として栄えていたのです。


歴史はさかのぼり古墳時代まで。
古墳を造るために使われる鉄器を造る技術が
ここ堺で発展したといわれています。

刃物。武士の時代には日本刀。
商人の町大阪には包丁。

そして、戦国の時代を大きく変えたものが鉄砲です。



鉄砲を造る技術。
その中でも大切なポイントとなるのは銃身。
それは「パイプ」と「ねじを切る」技術の結晶です。

丈夫なパイプと、正確でしっかり鍛造された強いネジ。
その技術が花開いたのは明治に入ってからのこと。

自転車です。
外国から輸入された自転車を修理しつつ、やがて生産を開始。

堺は国内の自転車の半分以上を製造する街へと変貌しました。


と、いうわけで国内でも珍しい「自転車博物館」が堺市にはあります。


自転車の元祖といわれる発明品から


産業革命のイギリスで大量生産されたもの。


様々な世界中の歴史ある自転車が展示されています。


見たことある!というものも。


懐かしい自転車まで。
材木店さんの運搬用自転車。これで配達してたのでしょうか?


そしてこの博物館では自転車で環境問題に触れています。
「自転車にのって環境を守ろう」との提案。

ラーメン1杯でどれだけ走れるか?(ラーメン1杯を約800kcalとして)
  • 歩行者(60kg) 17.7km
  • 自転車(80kg) 66.6km
  • 乗用車(2t)   500m
  • ヘリコプター(6t) 35m
  • ジェット機(100t) 13m
必要となるカロリー(熱量)からの計算、とても面白いですね。
これにさらにCO2排出量を加えてみましょう。

人間1名を1km運ぶ際に排出されるCO2(NAVITIME
  • 自動車 173g
  • 航空機 111g
  • 鉄 道  19g
  • 徒歩・自転車 0g
ということは、エネルギーを最も使わず、環境負荷が少ない移動手段は
自転車ということになります。

確かに。
子供のころ、体力の続く限り、どこまでも行ける気がしてました。


節電の夏、自転車で風を切るのも良いのかもしれませんね。