©伝統素材伝承支援協会 名古屋に来たのに 150 150

名古屋に来たのに

商用で名古屋。


名古屋と言えばやはり名古屋城。
Nagoya catsle
Nagoya catsle / tsuda


「伊勢は津で持つ、津は伊勢で持つ、尾張名古屋は城で持つ」
有名な伊勢音頭の一節ですね。

「お城」というと…天守閣や櫓のことを連想する方も多いのですが
実際には軍事拠点ですから、堀も石垣も山も河も、そして建物も
全てひっくるめてお城なんです。

石垣しかないから「お城が無い」のではなく
ちゃんと残っているんですね。
そして、名古屋城には有名な天守閣が復元されている…というわけです。


その名古屋城、現在、戦災で焼失した本丸御殿の復元工事が行われています。
工期は3期10年。総事業費約150億円をかけた巨大プロジェクトです。

名古屋城本丸御殿 公式ページによれば
焼失前の本丸御殿と同等の歴史的文化的価値を有する建物を再現するよう、原則として旧来の材料・工法による、旧状再現を図るものとします。なお、現代の技術や生産事情、活用方法や維持管理も考慮して取り組むこととします。
しかも、再現目標とした復元時代は1600年代。
書院造りの延べ3100平米…。 想像がつきませんね。

だから、焼失前の写真。天守などのほか、色々な建物が建っていたのです。
その一つが本丸御殿。名古屋のそれは、将軍専用の居所だったそうです。

wikipedia


そして、戦争で焼失。
焼夷弾では不燃の漆喰もダメだったようです。

毎日新聞社「一億人の昭和史 4」より/wikipedia


天守閣は1959年に再建されたものの
本丸御殿は遅れて現在、復元の真っ最中。



観に行きた~い…けれど残念ながら今回は時間がありません。



いずれにせよ完成公開は平成30年。
それも今から楽しみですね。