落語と 蔵と 左官のワザと

2014年4月19日土曜日

よもやま

t f B! P L
今年も今日は二代目桂枝雀さんの命日に。

枝雀さんの名前からは、何故かいつも「蔵」が思い出されます。
というのも、以前iTunesで購入した枝雀10作品。その中に「四段目」とも知られる蔵丁稚が入っていました。

 芝居好きの丁稚が嘘をつき、罰として蔵に閉じこられて…。

と他愛もない話なのですが、噺家さんの話術ですね。
大変面白く聞こえます。
 蔵丁稚、ストーリーはコチラ。でも、読むのだとツマンナイです。


で、皆さん、蔵に閉じ込められたこと、ありますか?

 怖いですよ~。
  小窓からわずかに差し込む光がホコリを照らして光の筋がス~っと。
  近くからのはずなのに、すごく遠くに聞こえる外の音。
  大声で助けを求めても誰も助けてくれないんじゃないか?!

 …ホントに怖かったんです。ミカン蔵ですけど。


さて、そんな蔵をいくつか。








「お蔵入り」の言葉通り、飲み込まれそうな迫力がありますね。
塗ったばっかりで新しいハズなのに、
ゆったりと古い時間を感じさせてくれます。

さらにこれは見ている時間まで忘れてしまいそう。
土佐漆喰の名作です。


でも、閉じ込められるのは今でもヤですね。

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