©伝統素材伝承支援協会 今日は「網の日」。なのでアミについてのお話です。 150 150

今日は「網の日」。なのでアミについてのお話です。

今日5月24日はラッシャー木村さんの命日。
亡くなられたのは2010年でした。心からお悔やみ申し上げます。

さて、rusherの名の通り、突撃型(ラッシュ)のファイターだったんですね。
「金網デスマッチの鬼」の異名を持つことでも知られていました。



というわけで、金網にちなんで、今日は「網の日」と勝手に決めています。

さて、アミと言えば左官さんにとってマニアックなオハナシ。

「伏せ込みの網目、どのくらいがイイの?」
とのご質問を時々いただきます。

色々なメーカーから販売されていますので、「これ」とは云えないのですが、使う材料に入っている骨材の大きさを参考にしていただいて検討をオススメしています。

たとえば、2ミリの骨材が入った漆喰を2ミリ網目に塗った場合…
網目に入るのは骨材だけですよね?!



網の目とその上に塗る素材のツブの大きさ、ちゃんとサイズを考えないと
強化どころか、剥落の原因となるんです。


また、漆喰は強アルカリ性です。
漆喰の伏せこみには、出来る限りアルカリに強い素材を使いましょう。

いずれにしても、ご相談は建材店さんに。
ちゃんと各材料に最適な伏せ込み網が用意されているはずです。

写真は 中塗り 砂漆喰 の伏せ込み状況。

日本建築学会の標準仕様書によれば、
モルタルの上に漆喰を塗るには、まず下地に10ミリ厚の砂漆喰を施すことが推奨されています。さらに、砂漆喰のほぼ真ん中の層に伏せこみを行うとのこと。


下地からの挙動や収縮が予想される場合は
 伏せ込みと十分な厚みの砂漆喰。 そして、十分な養生期間です。

 必ずこの3つに留意してくださいね。

また、内装でもボードのジョイント処理も網目には同様に注意しましょう。

パテ用、塗料用のメッシュテープなどを使って網目が骨材だけで詰まることもあります。
すると、そこが浮いたりして大変ひどい目に遭いますよ。気を付けて。