「天然」と「化学」。 お望みは天然なのでしょうけれど、そう都合よくないのが現状です。

2016年2月8日月曜日

よもやま

t f B! P L
誰もがご存知のことでしょうけれど、我々が口にする食べ物には少なからずうま味調味料が含まれています。家庭で使われる調味料やだしの素、外食であっても同じことですね。

それとも、ちゃんと昆布や鰹節などでおだしを取ってますか?


現代のニッポンで普通に暮らしていく限り、全て天然素材100%である食事を続けていくなんて、とても困難なことです。それほど、「私たちは様々な調味料の恩恵を受けている」と言わざるを得ないでしょう。

というわけで今日は、イロイロと考えさせられる、このオハナシです。


日本うま味調味料協会のホームページより引用
化学調味料無添加表示:協会はこう考えます
 最近、食品メーカーや量販店の商品、外食、宅配メニューなどに「化学調味料無添加(または不使用)」を表示したものを多く見かけます。当協会では、このような状況を、うま味調味料だけではなく、食品添加物への誤解やイメージ低下、ひいては食品全体の健全な発展をさまたげるものと捉えています。うま味・うま味調味料について、正しい知識、認識を持っていただくよう理解促進活動を進めています。
 現在、うま味調味料として使われているグルタミン酸ナトリウム・核酸系調味料のいずれも、食品添加物としての安全性は確認されています。無添加=安全・安心=健康によい、といった誤解を招きかねない見解を前面に打ち出している商品やメニューを見かけますが、これらの表示は、(化学調味料)無添加と謳うことで、添加した商品より優れているような誤解を与えかねません(優良誤認)。このような表示は、一般消費者の方々に対して、安全性が確認されている食品添加物についての誤った認識をさらに助長する可能性もあり、好ましくないと考えております。
 なお、無添加表示に関しましては、日本食品添加物協会も同様の見解を出しております。(→日添協HPリンク
 化学調味料、ということば自体は、1950年代半ばに具体的商標と区別するために作成された用語でした。その当時の、化学万能時代にあってみればこのことばは広く受け入れられるものでした。しかし、以下の様な点で実際のうま味調味料の機能と製造法を反映していないこともあり、1980年代以降“うま味調味料”という名称の普及に努めております。

化学調味料という表記では、対象食品に5原味のひとつであるうま味を付与するという製品特性が反映されていない。
化学調味料ということばの持つイメージにより原料・製法について正確な理解が得られない(さとうきびを原料とし、発酵法で製造)。
平成2年に改訂された「日本標準商品分類」(現総務省)や平成14年に改定された「日本標準産業分類」(総務省)などの行政用語も化学調味料からうま味調味料に変更されています。
 当協会は今後も「うま味調味料」ということばの普及や有用性訴求につとめていきます。
で、ここからがいつものオハナシ。

天然素材100%の建築材料というものが沢山あるんです。
嬉しいことですね。・・・本当であれば。

実際のところはどうなのか?天然のものを原料に少なからず加工した素材が使用されているケースが多いことは、これまで何度も説明してきましたね。

 また、それらを天然と呼んでいるということも。

今のところ、それらに関する罰則はないようですが、どうなんでしょうね?

ちなみにワタクシ…インスタントラーメンを食べると何故か下痢をします(笑)

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