©伝統素材伝承支援協会 最近、綺麗な空を見上げたことがありますか? 150 150

最近、綺麗な空を見上げたことがありますか?

年に数回、見上げるのが霞が関ビルディング。
相変わらず大きいですね。

地上高147メートル。
1967年に完成した、日本初の超高層ビルです。


せっかくなので真下から見上げてポカーンと口を開けるだけでなく写真も撮ってみました。
そびえ立つというコトバが当てはまるような、それとも、何か違うもののような、不思議な光景です。


現在の東京は高層ビルがいっぱい。
どこもかしこもビルビルビル・・・・・・

海も山も、緑も見えません。


さらに言えば、この空はワタシの知る「空」とは違いますね。
と、ふと思い出すのはある一編の詩。
あどけない話  高村光太郎 「智恵子抄」より

智恵子は東京に空が無いといふ、
ほんとの空が見たいといふ。
私は驚いて空を見る。
桜若葉の間に在るのは、
切つても切れない
むかしなじみのきれいな空だ。
どんよりけむる地平のぼかしは
うすもも色の朝のしめりだ。
智恵子は遠くを見ながら言ふ。
阿多多羅山の山の上に
毎日出てゐる青い空が
智恵子のほんとの空だといふ。
あどけない空の話である。
東京に空が無いのは何故でしょうか?