©伝統素材伝承支援協会 平と妻 150 150

平と妻

今日は「平」と「妻」についてのオハナシのおさらい。
といっても、平社員と妻の夫婦コントのお話ではありません。

「平」とは建物の長辺側、または屋根の棟と平行な面をいいます。
下の図の正面ですね。桁面と呼ばれることも多いです。

また、平から出入りする様式を平入りと呼ぶこともあります。


その逆が「妻」です。
前述の逆で、妻入りとは妻(建物の短辺側、または棟との直角面)から出入りする建物の様式。






妻入りの建物は家の間口(正面の出入り口)の広さで税金を取った時代の名残が残る、昔の商いの街や街道沿いの町などで多くみられます。
うなぎの寝床だらけの町並みなどは、こうやって妻入りの建物がくっついて出来上がっているわけです。



突然ですが新潟県の出雲崎。

新潟県のホームページ 出雲崎漁港より

航空写真で分かりますか?
新潟から直江津へ向かう北国街道に面する家々。ほとんどが「妻入り」の建物なんです。特に出雲崎で観た街並みはまさに壮観。いつかまた訪れようと、夕日を浴びる町を観ながら思ったものでした。

そこからさらに数年。


海雪を口ずさみながら出雲崎に行かねばなりませんね。