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コリオリの力で 台風を学んでみる

本日9月19日、コリオリの命日です。ほとんどの方がコリオリって誰?と思ったことでしょうね。

今日はフランスのガスパール=ギュスターヴ・コリオリが1835年に提唱した力学のオハナシ。今回の台風被害の理屈も少しだけわかるかも。


台風が渦巻くのはなぜ?

まだまだ台風シーズンですね。被害の心配をしながらニュースをみていると…雲の動きが説明されますよね。渦をまく、台風や低気圧。その渦巻く雲の動きを見ながら、雨の予想をしたりするわけです。


しかし、なぜ渦巻くのか?ご存知ですか?

台風とは

 「熱帯低気圧の中でも最大風速が17.2メートル以上のもの」

を指して言うのだそうです。つまり、低気圧。

水は高いところから低いところに流れますね?
同様に空気も気圧の高いところから低いところに流れ込むんです。


強引な言い方をすれば、周りから空気がどんどん流れ込んで来る勢いの強いのが台風…ということですね。

ここからがウズのオハナシ。

空気が流れ込むのは気圧の高いところから低いところ。つまり、真っ直ぐでいいハズなんです。わざわざ曲がる必要はありません。

そこで考えねばならないのが、地球の自転。地球は東向きに回転しています。



その自転の慣性のせいで、真っ直ぐ流れるはずの風も、北半球では向かう方向から東へずれてしまうんです。



低気圧の中心へ向かった風が右へずれる…つまり曲がってしまうんですね。
だから風も雲も結果的に反時計回りの渦をつくってしまう。というわけです。そして、南半球ではその逆の現象がおきます。

この力(ちから)を「コリオリの力」と呼びます。

…それより、被害を防ぐ方法を知りたいものですね。