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運動会にも石灰。 安全な白線を引きましょう。

今日から5月。
連休が終われば運動会の準備…という方も多いのでは?
運動会といえば秋の風物詩でしたが、最近は春に行われることが増えましたね。

さて、
運動会につきものと云えば、石灰。
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(c) 岬太一写真素材 PIXTA

と云いたいところでしたが、
現在使われているライン用の白い粉は昔のものとは違うのです。
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(c) 鎌田裕二写真素材 PIXTA

昔から使われてきたのは消石灰。 化学名:水酸化カルシウム =Ca(OH)2

 水に溶けると強いアルカリ性を示します。

 鼻や口から吸いこんで、苦しかった思い出ありませんか?
 手についているのに気付かず、目をこすったら痛くなったり…。
 体育の授業でライン係をした後、手が荒れてしまったり…。

なので、2007年に日本眼科医会から消石灰を使わぬよう要請があり
文部科学省からも学校その他に同様の指導がありました。



じゃあ、今使っているものは何なの?
 …と訊かれそうですね。
 現在、ライン用として使用されているのは炭酸カルシウム。 =CaCO3
 タンカル、炭カルとも呼ばれる中性の粉です。
 石灰石や大理石などをパウダーにしたもので、
 食品添加用の製造加工されたものは、パンやビスケット、歯磨き粉などにも。

 これならカラダに安全。というわけです。
 
 ただ、消石灰もタンカルも原料は石灰石。
 加工方法が違うだけで性質が全く変わるのです。
 面白いですね。


石灰業界の対応は?
 ほとんどの石灰会社は10年近く前から
 炭酸カルシウムのライン専用製品への切り替えを進めていました。
 学校では対応品でないと使えませんしね。
 私たちも周辺の学校や運動施設、宮崎で行われるプロ野球のキャンプなど、
 納めているのは以前から安全な製品です。
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(c) fujiko写真素材 PIXTA


でも、消石灰、単に危険というものでもありません。
強アルカリであるがゆえに、殺菌消毒の作用があります。

普段から畜産業では畜舎消毒に石灰を溶かしたものを散布しますし
近年発生している家畜の伝染病の際には、予防と殺菌の為に
消石灰が広範囲に散布されています。

毒にも薬にもといったところでしょうか?
石灰、案外お役に立っていますよ。






さて、毒と薬の 奈良です。
平城宮大極殿公開中!!

奈良の象徴。東大寺さんの大仏さまです。
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意外と知られていませんが、建立当時には金メッキが施されていたそうです。
で、当時のメッキ技術では水銀を多用したそうで。
水銀中毒で命を失った方も大勢いたとか。
まさに命を削って作られた作品であったのです。
お参りの際には、その方々のご冥福も祈りましょうね。


葛城市にある當麻寺(当麻寺、たいまでら)さん。
胃腸薬の陀羅尼助(だらにすけ)でも有名ですね。














陀羅尼助の歴史も1300年。
今はもうこちらでは製薬はされていませんが
薬効は「薬草と加持力の両面による救済」。
大師さんの祈祷がクスリの一つということですね。