©伝統素材伝承支援協会 建具にも季節がある それがニッポン。 150 150

建具にも季節がある それがニッポン。

春夏秋冬の四季のあるニッポン。
徒然草の第五十五段にもあるように、住まいには夏の暑さをしのぐ様々な工夫が凝らされているんです。

その一つが建具。

これはご存知の通り「障子」ですね。
ただし、正しくは「明障子(あかりしょうじ)」というんです。


これは「襖(ふすま)」。
けれど、もともとは襖も「障子」と呼ばれていたんです。


と、思い返したのも、お盆のお参りにお邪魔したお宅で…ちゃんと「夏障子」。


夏障子」は文字通り「夏に使われる障子」。
紙ではなく簾(すだれ)が張られた障子なんです。
御簾戸(みすど)とも、葦戸(よしど)とも呼ばれますね。

建具の交換も季節への室礼(しつらい)。
それがニッポンの伝統ですね。