©伝統素材伝承支援協会 今日は冬至。 我が国の伝統建築には雪に備えた工夫があります。 150 150

今日は冬至。 我が国の伝統建築には雪に備えた工夫があります。

今年はクリスマスを前に、既に寒波到来。
九州の山越えは冬タイヤ規制されたり、山陽道は連日通行止めが出ていたり、と交通や運送にかなり影響が出ています。

ただ、冬がくるのは毎年のこと。
我が国の伝統工法は、冬の厳しさから中に住む人々を、そして建物自体を守っていくようにも作られてきました。

今年もそのおさらいをしましょうね。

合掌造りで知られる白川郷。
その構造は豪雪に耐えられるよう創り上げられた先人の知恵です。

白川郷 白川鄉 / cyesuta

瓦の上に積もった雪が滑り落ちては、下を通る人に危険がありますね。そのために瓦には「雪止め瓦」というものがあります。

写真左上が軒先。瓦に取っ手のようなものが付いているのが「雪止め瓦」です。

Shift|Wikipedia


土壁やなまこ壁も雨や火事だけではなく、雪から守る漆喰の造作ですね。


雪国の商店街には雁木(がんぎ)。往来する人への配慮も昔からあるんです。


人々をしっかり守る住まい、昔からあったのです。
こうした工夫、雪の中で見たいものですが、なかなか現地までは難しそうですね。