©伝統素材伝承支援協会 ちょっとした石灰の秘密のオハナシ。 150 150

ちょっとした石灰の秘密のオハナシ。

漆喰の原料は…ほぼ消石灰です。


で、案外知らない人も多いのが…
石灰なら何でも良いというわけではないのです。

例えば石灰石の焼き方。
  • 大量生産のために燃料を送風等で効率的に燃焼させながら、比較的高温で焼かれる「油焼き」「素焼き」と呼ばれるもの
  • 昔ながらの自然通気で、塩をまきながら、多少の生焼けが残るくらいの温度で焼かれる「塩焼き」と呼ばれるもの。
いずれも焼いて出来上がるのは生石灰。
化学名では酸化カルシウムで同じもの。

しかし焼き方の違いだけで、左官に使った際の石灰の性質は全く違うものに変わります。

画は、明治期の様子でしょうか?戦前の様子でしょうか?
郷土史家による本から抜粋させていただきました。


この焼き方と現代の焼き方。それだけでも、出来上がった石灰は…。
ただの白い粉にしか見えませんが、漆喰にすると全く異なる性状を示します。

それはちょっとした秘密のオハナシ。
こればかりは直接お会いした方にしかご説明できません。