などと訊かないでください。
ワタシは漆喰を学ぶだけで精一杯です。
漆喰哲学、いっぱしに語れるようになるのでしょうか…
今は精一杯。真面目に取り組むだけです。
まだまだ「アツく語る」には青すぎます。
そう、今日は 哲学の日。
ソクラテスが毒ニンジンジュース?を飲んで死んだ日ですね。
哲学の素養はありませんが、ギリシア哲学に出てくる
「単に生きるのではなく、善く生きる」
という考え方には、大変共感を持っています。
そして難しいのは「ヨクイキル」ということ。
よく生きる とは | 一生懸命に生きる、充実した生活を送ること。 |
良く生きる とは | 夢や目標をもってよい結果を出せるように生きること。 |
好く生きる とは | 自分にとって好ましい生き方をすること。 |
そして
善く生きる とは | 人や社会のために善いことをする、人を愛すること。 |
ここで、少しでも柔道に関わっていると、ある言葉が連想されます。
精力善用 そして 自他共栄
ちょっと前にはイタリアのベルルスコーニ首相が配ったといわれる、ロシアのプーチン大統領らの著書「プーチンと学ぶ柔道」でも有名になりましたね。
左の書籍は山下先生と小林氏が同書を抜粋し、解説を加えたものです。
精力善用 とは
「心身の力を最も有効に使用する」こと。
その心、その力を最大限に生かして社会に対し善い方向に用いるという
原理です。
自他共栄 とは
精力善用の原理を実生活に生かすことで
人間と社会の進歩と発展に貢献することを表しています。
そして
柔道だけでなく、現代に、世界にも通ずる理念です。
ワタシは漆喰や石灰を学び、作り続ける中でその言葉通りに続けていけるでしょうか?精一杯やるしかないですね。頑張ります。
哲学のはじまりも奈良。
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