口蹄疫への対応に追われながら、追われっ放しの毎日です。
おかげで、漆喰が欠品だらけ。
左官さんや屋根職人さんにとって、今はちょうど梅雨前の忙しい時期。
品物がお手元に届かず、大変申し訳ありません。
心よりお詫びいたします。
私たちも出来る限り、早めにお届けしようと頑張ってはいるのです…。
ここ数日、「ねり漆喰」の生産を別工場で進めていました。
なんとか2トンの原料を確保し、出来上がったねり漆喰は3トンちょっと。
原料に水道水としっくい油を混合して、練り上げ、袋詰めして、段ボールに。
いつもの機械なら3トンなんてあっという間なのですが、
いかんせん、全ての機械は口蹄疫向けの消毒用石灰に。
なので、秘密工場(?)で小口生産しましたが、
連日の夜勤による疲労と、効率の悪いチカラ作業とで、
作業メンバー全員が疲れ果ててしまいました。
社内1,2を争う屈強な社員ですら、座り込む始末です。
今週末から、お待たせしていた皆様へ、やっと発送します。
もう少しお待ちください。
口蹄疫も、ワクチン投与から徐々に沈静化?
石灰のご依頼も、少し落ち着いてきたような気もします。
6月からは、もう少し早めに品物をご用意できるかもしれません。
また、柔道畳復元プロジェクト2012は
6月末~7月アタマに、国東にて無農薬七島いの手入れ活動を実施します。
告知は別途行いますが、
参加や取材ご希望の方は事前にメールで受け付けます。
今年は七島いがべっ甲病などにかかりやすい気候。
予防のために消毒が必要です。
当然、「農薬」は使えませんから、
昔ながらの農薬「石灰」の出番です。
完全限定版、大分県国東市七島い圃専用の生石灰。
夜中の休憩時間に少しずつ用意しました。
中身は当然、伝統の塩焼き石灰。
明治時代、先祖たちが行ってきた方法を思い、
窯から焼き出された生石灰を手選別して篩い分けました。
思いがこもっていますので、効き目も抜群かと。