古民家、古材、伝統資財に関連する研修に来たのですが…
恒例のお勉強ダッシュ!!
時間のある限り、歴史ある建物を見て歩きます。
で、やってきたのが萬翠荘と愚陀仏庵。
萬翠荘は大正11年に松平藩主の子孫、久松定謨によって建てられた
フランスルネサンス風の別邸。愛媛県の指定有形文化財です。
そして、愚陀仏庵は…
(c) アイボ|写真素材 PIXTA
今年7月の集中豪雨による土砂崩れで倒壊し
写真の原型をとどめず、こんな有様に…まったく姿がありません。
現在、復旧を目指して計画中のようです。
一日も早い復元をお祈りします。
2010-07-12 愚陀仏庵(ぐだぶつあん) が土砂崩れにより全壊
さて、仕方なく?萬翠荘を足早にお勉強して歩きました。
さすが親藩、松平家の子孫。
屋根は天然スレート葺き。外壁の装飾もなかなかのものです。
そして内部。
ワタシの好物の天井装飾もたくさんありましたが…
世の流れでしょうか?漆喰であったはずの部分もペンキでべっとり。
ちょっと落胆して帰りました。
前回のお手入れは2008年実施だったようです。
次回改修では、是非、漆喰での復元をお祈りします。
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