私の住む大分県も靄がかかった一日でした。
この黄砂。もともとは中国華北省の黄土高原から。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiftZUh22R34GDBlssiBZ589hHCc6iHl0VbQ23UNVNmQ4rKegqUXN0dnY5_OFl7P8Iyxr0mm91vNIS__JswhBFj1ErE04epuMzw1Y9bYkms8CNziWa1UDFlF7if4wkXGYHO7x3dxCTl0QA/s320/Loess_landscape_china.jpg)
Till Niermann | wikipedia
黄砂(こうさ)のもとは黄土(おうど)。
この黄土、過去には黄色の顔料として使われてきたものなのです。
「おうど色」、まさにこの土の色です。
画材や左官顔料などでオーカー、オークルと呼ばれているのも
語源は黄土=ochre。
それが小さな粉塵となり舞い上がり、遥か中国から我が国へ飛んでくるわけですね。
ちなみに我が国の黄土。
有名なものでは京都伏見の稲荷山黄土(いなりやまきつち)などでしょうね。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiT3cWN5l9EIbWcZbc-Q_MvQHd6NQOiR6mVP-UcawseFnKsObmR_clua1NqyKAv9MbMdLxjodfonh4hFAF_L4Zi7KXe_uOULrmlZabIhuMng5BAn1EtspuKrLHH8M16eE3MU2X3e-B3Rfo/s1600/08inariyama.jpg)
富沢建材様WEBより
こちらは左官材として貴重なもの。
所変われば…ですね。
最後に、ベタですが。