今日のニュースは「季節外れの黄砂」で持ち切り。
私の住む大分県も靄がかかった一日でした。
この黄砂。もともとは中国華北省の黄土高原から。
Till Niermann | wikipedia
黄砂(こうさ)のもとは黄土(おうど)。
この黄土、過去には黄色の顔料として使われてきたものなのです。
「おうど色」、まさにこの土の色です。
画材や左官顔料などでオーカー、オークルと呼ばれているのも
語源は黄土=ochre。
それが小さな粉塵となり舞い上がり、遥か中国から我が国へ飛んでくるわけですね。
ちなみに我が国の黄土。
有名なものでは京都伏見の稲荷山黄土(いなりやまきつち)などでしょうね。
富沢建材様WEBより
こちらは左官材として貴重なもの。
所変われば…ですね。
最後に、ベタですが。