3月18日、沖縄の古民家が新たに登録有形文化財として答申されたとのこと。
登録の対象となったのは
- 旧久場家住宅主屋
- 旧久場家住宅ヒンプン
- 旧平田家住宅マチフール
それぞれ1924年に建築されたもの。
ただ、写真がない…。
主屋は分かっても、ヒンプンやマチフールが何だか分かりませんね。
なので違う沖縄古民家の写真で説明します。
まずは沖縄独特の民家の造り。
これは過去何度も説明しましたので、今回は割愛。
次にヒンプン。これは目隠し塀のこと。
屏風(ヒンプン)=「びょうぶ(屏風)」という意味なのです。
正面から中が見えないようになっています。
目隠しのためと、マジムン(魔物)除け。
マジムンは直進しか出来ないのだそうです。
そしてマチフール。簡単に言うと豚小屋兼トイレ。
人間の出したものを豚が食べ、大きくなったら人間が食べる。
無駄のない社会だったのですね。
沖縄の古民家や伝統文化。
とても新鮮で、とても独特。
大好きな土地の一つです。