東北地方という名のはるか前は陸奥(みちのく)。
道の奥だったのです。
「奥」といわれると「奥の細道」を連想するのは?
…ワタシだけでしょうか?
芭蕉翁坐像
古代の日本の行政区画は五畿七道。
「五畿七道」とは平城京、平安京の時代など古代の行政区画。
その区画は…
- 畿 内 (山城・大和・河内・和泉・摂津)
- 東海道 (伊賀・伊勢・志摩・尾張・三河・遠江・駿河・伊豆・甲斐・武蔵・ 安房・上総・下総・常陸)
- 東山道 (近江・美濃・ 飛騨・信濃・上野・下野・出羽・陸奥)
- 北陸道 (若狭・越前・加賀・能登・越中・越後・佐渡)
- 山陰道 (丹波・丹後・但馬・因幡・伯耆・出雲・石見・隠岐)
- 山陽道 (播磨・美作・備前・備中・備後・安芸・周防・長門)
- 南海道 (紀伊・淡路・阿波・讃岐・伊予・土佐)
- 西海道 (筑前・筑後・豊前・豊後・肥前・肥後・日向・大隅・薩摩・壱岐・対馬)
今でも地域や地方の名前に使われているものも多いですね。
その中でも「~道」の奥。
だから「みちのおく」だったというわけです。
都から、はるか遠くの地だったのですね。
奥の細道でも、芭蕉翁が通ったのは松島から平泉、そして山形。
東北新幹線の最終地、青森までは足を運んでいません。
が、10月13日は青森県古民家再生協会さんの設立総会。
しっかりお邪魔させていただきます。
古民家再生協会の活動で言えば、
福島に続いて東北の原動力になる地域の一つ。
元気な青森、心から応援させていただきます!!