奈良女子大と奈良文化財研究所の発表によれば…
平城京から出土した墨から膠(にかわ)のコラーゲンが検出されたそうです。
奈文研さんの報道発表資料
http://www.nabunken.go.jp/info/2012/20120302_1.pdf
膠に使われたのは牛の皮からのもの。
この発見で今後、様々な歴史分析に役立つはずですね。
膠は古代エジプトのピラミッド壁画で製法が描かれるなど
古い歴史を持つものでした。
正倉院に残されていた墨の製法があるそうなのですが
奈良時代の墨の現物で実証されたわけですね。
奈良時代の墨。
いやおうなく歴史ロマンを駆り立てますね。
古代の漆喰からもナニか検出されないかな~?と
わくわくするワタシでした。