1934年の今日、東京・新橋演舞場で吉本興業による漫才の興業が行われました。
これが「上方漫才」の東京初進出なのだそうです。
と、「上方(かみがた)」。
上方落語、上方筋、上方漫才…。
「・・・ってわけやねん」「「なんでやねん!!」」 ビシッ☆ / y_uno
落語や漫才のおかげでどうしても大阪のイメージが強いのですが
本来は畿内をさしていう言葉だそうです。
畿内とはみかどのおわす京(みやこ)の周辺。
だから「上」方なんですね。
さらには山城国・大和国・河内国・和泉国・摂津国の5か国をさします。
奈良、京都周辺という意味だったわけですね。
大阪だけじゃなかったんだ…とヒトリ感心。
また、関西筋といえば、「五畿内三州」。
山城・大和・河内・和泉・摂津の5か国と近江・丹波・播磨の3か国)
我が国において初めて「漆喰」という文化が根付き、花開いた場所でもありますね。