今から100年ほど前の今日、発売開始されたのが「味の素」。
Eco-Products 2009 エコプロダクツ2009 / na0905
1908年、東京帝国大学で、昆布のうまみ成分はグルタミン酸ナトリウムであることが発見され、それを工業化したものがこの味の素です。
以前は化学調味料と呼ばれたもの。
さらには1970年代までは石油製法によって造られた歴史もありますから、「有害」とされた時代もありましたが…現在、あまりそういった話は出なくなりましたね。
ちなみに今は、サトウキビの搾り汁から砂糖を精製したあとの残りである廃糖蜜に、菌を加えて発酵させることで作っているそうです。
詳しくは味の素さんのサイトを見てみましょうね… コチラ
でも、気になることも。
本格料理にはちゃんと昆布でだしをとったものが使われていますし、そのほうが美味いというのが世間一般に言われていることです。
摂取しすぎると一部の方は体調が悪化するという話もあります。
人間の舌は敏感なもので、様々な雑味が味に深みを与えたりするのでしょうか?
砂糖や塩も多量に摂取すればカラダには良くないのは同じことです。
まあ、諸説ありますが、味の素のおかげで世界中の食文化が一気に変わったのですから、味の素はニッポンが誇る世紀の発明品であることには変わりないですよね?
便利なものは「便利」なだけです。
ちゃんと使う人が使い方を考えないと、害を与えることだってあり得るんです。
建築材料だって同じですよ。