文化財であろうと、普通の住まいであろうと、残されてきたタカラに違いはありません。
けれど、その多くは写真のように上からトタンを打ち付けただけで、風雨から守っていましたが…
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi9G4qA39ELs6J2LCeLH3rkER84wHkj0L9Q8df1-BlRcvnjs0fl24q5qUFX7KWR5x9btqx83LxHPDIb626w5glPPOeIV7LkBGRlY6NGtEBurUdZK64246vJjbAQzUHxno_UHhJU14zl0d1D/s800/DSC08434.jpg)
ご覧のとおり、トタンの中は土と竹が露出しています。中に水が浸入してしまったためですね。そもそもは風雨から守るためにトタンを張ったわけですが…残念ながら、目をつぶってフタをしたのと同じだったんです。
古くから残されてきた建物。けれどその多くは、ちゃんと直す費用も無ければ、ちゃんと直せる人も居ないという現実に直面しています。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiFte3WVma7VYGQyBJHVp_9CDnEbNX1VtOqAVrY7olldTcTKxTTrLe6tzOGrJ9M-3Y_oCWaLl1tuFPkdPOkK9g9Zx2id0LxZ5rrBORlqgeFQVaayr3ujqmPKDVTxSJ-3_tnVz-jrvyFyV6f/s800/DSC08433.jpg)
極端な例でしたが、修繕が必要な建物。そしてそれには、「修繕に必要な伝統素材が手に入らない」という問題を抱えているんです。
それに立ち向かう方々のサポートが私たちでんでん協会、伝統素材伝承支援協会の役割です。これからも伝統素材を守ることで、修理・復元に携わる方々を蔭ながらお手伝いさせていただきます。