文字という文化

2013年9月26日木曜日

よもやま

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今日はワープロ記念日なんだそうです。
東芝から日本初のワープロが発売されたことにちなむそうで…と、今では「ワープロ」を見たことが無い方が増えているわけですよね。

初めてご覧になった方…、パソコンみたいでしょ?
もともと、こういった機械をワープロ(ワードプロセッサ)と読んでいたことから現在の「ワープロソフト」というコトバが出来たんです。日本語の文章をどれだけ効果的に入力するか…とても巧妙に考えられて作られた機械、我が国の誇る技術遺産の一つだと思っています。
ワープロ
ワープロ / yuichirock



ワープロで入力して出来上がった原稿をコピー機で複写するのが、ちょっとしたチラシづくりなど、当時の小印刷の手法でした。

時代をさかのぼれば「ガリ版」。これはさらに見たことが無い方が多いでしょう。
ちなみに、私の子供の頃はトーシャファックス。青い紙に書いた原稿を転写した謄写版の輪転機でプリントを作っていましたね。
ガリ版
ガリ版 / khf_fjs


さらにさらに和文タイプ。
子供のころ初めて見たときにはトンデモナク凄い機械だと心底びっくりしたものです。

miya|Wikipedia

ワープロ(ワードプロセッサ)、ローマ字入力などが出てくるまでは
細かな字マスから字を探して一字一字打ち込むのが当たり前だった時代があったのです。

現在の我が国の文字文化をカタチにした方々ですね。

今ではパソコンで写真やイラストまで使ったカラー原稿が当たり前。
でも、結局「文章」を作るのは私たちのアタマ。機械任せでは作れませんね。

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