今日は石炭の日。
炭鉱の閉山などの報道から、私たちの生活には無縁のもののように思われがちですが…
実は石炭は今も大切に使われているエネルギーです。
用途は主に火力発電や製鉄など。
2010年には1億8千600万トンを輸入しています。
詳しくは 「ようこそ!石炭ランドへ!」を見てくださいね。
http://www.sekitanland.com/
そして、漆喰に使われる石灰を焼くためにも使われている大切な燃料です。
石灰石。
鉱山から切り出され、握りこぶしほどの大きさに砕かれています。
その石灰石を焼くために使われるのが石炭や石炭コークス。
ゆっくりと時間をかけて焼かれる左官用の石灰。
写真のような土中窯で、塩を加えながら焼かれるのが塩焼き石灰。
焼きあがったものが生石灰。
これに水を加えて消化されたものが消石灰というものです。
石灰の価格は燃料の価格で変動します。
それもそのはず、石灰を焼くために必ず必要な熱量があるからです。
出来上がった石灰の価格、燃料代が大半を占めているんですよ。