毎年「恐竜の日」に考えるのは「私たちの暮らしは全て化石のおかげ」だということ。

2014年4月17日木曜日

よもやま

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今日は恐竜の日。


地質時代区分




第四紀
新第三紀
古第三紀


白亜紀
ジュラ紀
三畳紀


ペルム紀
石炭紀
デボン紀
シルル紀
オルドビス紀
カンブリア紀
原生代
始生代
冥王代

「恐竜」というのは地質時代でいえば中生代三畳紀に現れ、白亜紀末あたりまで繁栄していたと思われる脊椎動物です。

実際の年代でいえば、約2億3千万年前から約6600万年前あたりまで。映画「ジュラシックパーク」はその間のジュラ紀の様子が再現されたものでした。

いずれにせよ、我々が想像もつかない昔の生物です。

その様子が分かるのが、上の写真のような化石。生物の骨が石になったもので、博物館などで観ることができます。太古のロマン、石を見ながら思いを巡らすほかありませんね。

という化石。
…けっこう身近なものでもあるんですよ。

例えば「石灰石」。顕生代でいえば、古生代のオルドビス紀頃、石炭紀〜ペルム紀頃、中生代の白亜紀頃の3回、海生生物起源の石灰岩が大量に生成されているそうです。


この石灰岩からつくられるのが、石灰であり、漆喰であり、セメントでもあるんです。
ビルに道路に…深い山中や海でもない限り、身の回りにセメント、コンクリートが無い生活は、ほぼありえないのが現代です。

エネルギーとして欠かせないのが石炭、石油、天然ガスなど。
太陽光などで自家発電を行って自給しているか、電気やガスの無い生活をしている方でもない限り、これらの化石燃料の恩恵にあずかっているんです。

そろそろお気づきですね?

私たちは「化石」で生きているんです。
過去の恩恵だけで生きているんです。

はたしてそれは、よいコトでしょうか?悪いコトなのでしょうか?

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