顕 生 代 |
新 生 代 |
第四紀 |
新第三紀 | ||
古第三紀 | ||
中 生 代 |
白亜紀 | |
ジュラ紀 | ||
三畳紀 | ||
古 生 代 |
ペルム紀 | |
石炭紀 | ||
デボン紀 | ||
シルル紀 | ||
オルドビス紀 | ||
カンブリア紀 | ||
原生代 | ||
始生代 | ||
冥王代 |
「恐竜」というのは地質時代でいえば中生代三畳紀に現れ、白亜紀末あたりまで繁栄していたと思われる脊椎動物です。
実際の年代でいえば、約2億3千万年前から約6600万年前あたりまで。映画「ジュラシックパーク」はその間のジュラ紀の様子が再現されたものでした。
いずれにせよ、我々が想像もつかない昔の生物です。
その様子が分かるのが、上の写真のような化石。生物の骨が石になったもので、博物館などで観ることができます。太古のロマン、石を見ながら思いを巡らすほかありませんね。
という化石。
…けっこう身近なものでもあるんですよ。
例えば「石灰石」。顕生代でいえば、古生代のオルドビス紀頃、石炭紀〜ペルム紀頃、中生代の白亜紀頃の3回、海生生物起源の石灰岩が大量に生成されているそうです。
この石灰岩からつくられるのが、石灰であり、漆喰であり、セメントでもあるんです。
ビルに道路に…深い山中や海でもない限り、身の回りにセメント、コンクリートが無い生活は、ほぼありえないのが現代です。
エネルギーとして欠かせないのが石炭、石油、天然ガスなど。
太陽光などで自家発電を行って自給しているか、電気やガスの無い生活をしている方でもない限り、これらの化石燃料の恩恵にあずかっているんです。
そろそろお気づきですね?
私たちは「化石」で生きているんです。
過去の恩恵だけで生きているんです。
はたしてそれは、よいコトでしょうか?悪いコトなのでしょうか?