多くの人はこう考えています。
自分たちにとって「当たり前」と思っていることが常識。
そしてそれらに反するものが非常識。
たとえば ― 灼熱の砂漠に雪景色。 あるわけがないでしょう?(笑) …と。
常夏の島、沖縄に雪が降るわけないでしょう? と。
ざっとこんなカンジですよね?!
ところが、私たちの常識、ニッポンの中でも通用しないのです。
食べ物を例に挙げても
- 納豆に砂糖
- 味噌汁にあん餅
- ご飯にマーガリン。
というわけで建築の世界にも非常識。
大分県古民家鑑定士の会のイベントをはじめ
全国各地の古民家再生協会で行われているイベントにおいて
ほとんどの木造住宅で当たり前に使われている
KD材(kiln dry wood=高温乾燥材)について説明。
果たして現代の住宅が100年後に古民家として残っているのかどうか?
参加者の皆さんに「木の常識」について考え直してもらう機会をご用意しています。
さらに、皆さんが健康と考えている様々な建材の常識も非常識。
これまで説明してきた通りですね。
ちなみに砂漠に雪。沖縄に雪。 …降るんです。
灼熱として知られる場所でも降雪の記録。
1979年の今日2月18日。サハラ砂漠で降雪が確認された唯一の日だそうです。
常夏であるはずの沖縄では1977年の昨日、2月17日。久米島で降雪が記録されています。
ね?あなたの常識、非常識です。