織部の日。 国内に幾つ「窯」があるのでしょうね?!

2015年2月28日土曜日

伝統素材

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今日は織部の日。織部焼が初めて史実に出たのことにちなむものだそうです。

これまでにもご紹介をしてきましたが、
織部焼きをつくったとされるのは戦国武将の古田織部。
近年はマンガやアニメの「へうげもの」が静かな人気のようですね。
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さて、その織部焼。有名な焼き物の一つなんです。
Found MUJI 日本の10窯 瀬戸焼(織部釉) 飯碗
Found MUJI 日本の10窯 瀬戸焼(織部釉) 飯碗 / uemu


日本六古窯(にほんろっこよう)と呼ばれるものがあるそうです。
陶芸家・小山富士夫が名付けたもので、
中世から現代まで続く代表的な6つの窯のことだそうです。

それらが
  • 瀬戸焼
  • 常滑焼
  • 越前焼
  • 信楽焼
  • 丹波立杭焼
  • 備前焼
この六古窯のほか、渡来人や大陸から伝えられた中世からの窯に分けられるとのこと。

陶磁器のことを「瀬戸物(せともの)」と呼ぶのは
瀬戸焼が広く普及したからそのように呼ばれたからなんです。
ちなみにコレは東日本のハナシ。
西日本では唐津物(からつもの)と呼ぶ地域が多いそうですね。

先程の織部焼は美濃織部、瀬戸織部と呼ばれる焼き物の流れがあるようです。

とにかく、焼物は種類が沢山あるんです。
縄文式土器や土師器(はじき)、須恵器(すえき)などに始まり…
はにわ-埴輪 Miyazaki
はにわ-埴輪 Miyazaki / TomenoNaoki


粘土を焼いて作るわけですから、日本中に窯元があるわけです。
良質な粘土が産出されるということは…良い土壁も?
そのあたりは各地の左官さんに聞いてみたいものですね。

という焼物のハナシ。さらには焼くための窯のハナシにも。

陶器を焼くのに使われている登り窯。
昔は石灰を焼く窯としてもその形式であったこともあるようです。




ちなみに左官用の石灰には現在は下のような竪窯が主流ですね。
国内に数か所残されているだけですが…。


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