春の嵐も続いてますが…
日差しも強くなり、ビールに生唾を飲む時期になりましたね。
1516年、500年ほど前の今日、ビール純粋令という法律がバイエルン公国で公布されました。
バイエルンは現在のドイツの都市。今もビールで有名な都市ですね。
その法律の内容は「ビールは、麦芽・ホップ・水・酵母のみを原料とする」というものです。
混ぜ物禁止。
当たり前だと思われるかもしれませんが、食品でも飲料でも、建築材料でも、様々なものが添加されているのが現代の知られざる常識です。
それは…漆喰でも一緒。
そのまえに「漆喰」というものが何であるかということさえ、オボロゲになってしまっている悲しい現状もあるのです。
やはり「漆喰」はメーカー品であっても3つの原料を基本として、それを水で練って作るべきですね。
その原料は…
まずは 塩焼き消石灰
そして 麻すさ
さらに 海藻のり
これら3点を混ぜ合わせ、水で捏ねれば、メーカー製の既調合漆喰の出来上がりです。ここからさらに合成樹脂や化学繊維などなど、様々なモノが添加されている製品も決して少なくありません。
「漆喰純粋令」というものも必要になってきたのかもしれませんね。
ま、今日はそんなことに心を痛めず、まずは乾杯です!