― 本来、神様へのお祈りは「感謝」であるということ。
- 努力の結果
- 偶然にも
- タッチの差で
- 何コレ、美味しい!
- いつもと変わらない平穏
- ステキな友人に出会えたこと
- 今も生きていること
- この世に生を受けたこと
だからお参りの時には「お願い」だけじゃダメなのです。
ちゃんとお礼をすること。
「ありがとう」 ――― 言える相手が居ないありがとうは神様に。
案外、神様の正体ってそういうものなのかも知れませんね。
さて、ワタシは仕事柄、趣味も含めて寺社仏閣へしばしば行きます。
その中でも、わざわざお参りする神社…
このブログで紹介する神社さんではマチガイなく最多掲載。
奈良市にある「林神社」さんです。
小さなお社の手前には狛犬…その後ろは???
― おまんじゅう。
林神社さんは日本で初めて饅頭を作ったという、林浄因(りんじょういん)が祀られています。
我が国唯一の饅頭の神社。
美味い饅頭にめぐり会えたお礼をしなければなりません。だから、ならまちを歩く時にはわざわざ立ち寄ってお参りするわけです。
今年も年に1度の饅頭まつりが4月19日に予定されています。全国から集まった銘菓がお供えされ、最後にはお抹茶とお饅頭が参拝者に。なんて幸せなお祭りでしょうか。
また、秋には「節用集まつり」。節用集とは現在の国語辞典。林さんの子孫が室町時代に刊行したことにちなむもの。印刷・出版の祖神でもあるのです。
林神社さんは漢國神社(かんごうじんじゃ)さんの境内の中に。
そして漢國神社さんは創建が推古元年(593年)、とても歴史のある神社です。祭られているのは尊い神々、そしておまんじゅう。私にとってのパワースポットかもしれませんね(笑)
またお礼を言いに行かねばなりません。