お参りの時には「お願い」だけじゃダメなのです。

2016年4月4日月曜日

よもやま

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以前、ある神社へお参りした際に教えていただいた大切なコト。

 ― 本来、神様へのお祈りは「感謝」であるということ。
  • 努力の結果
  • 偶然にも
  • タッチの差で
  • 何コレ、美味しい!
  • いつもと変わらない平穏
  • ステキな友人に出会えたこと
  • 今も生きていること
  • この世に生を受けたこと
お礼を言う相手は居ないけど、良かった!やった!幸せ!という時、そのお礼を言う相手が神様なのかもしれません。

だからお参りの時には「お願い」だけじゃダメなのです。
ちゃんとお礼をすること。

 「ありがとう」  ――― 言える相手が居ないありがとうは神様に。

案外、神様の正体ってそういうものなのかも知れませんね。





さて、ワタシは仕事柄、趣味も含めて寺社仏閣へしばしば行きます。
その中でも、わざわざお参りする神社…


このブログで紹介する神社さんではマチガイなく最多掲載。

奈良市にある「林神社」さんです。
小さなお社の手前には狛犬…その後ろは???

 ― おまんじゅう。

林神社さんは日本で初めて饅頭を作ったという、林浄因(りんじょういん)が祀られています。

我が国唯一の饅頭の神社。
美味い饅頭にめぐり会えたお礼をしなければなりません。だから、ならまちを歩く時にはわざわざ立ち寄ってお参りするわけです。

今年も年に1度の饅頭まつりが4月19日に予定されています。全国から集まった銘菓がお供えされ、最後にはお抹茶とお饅頭が参拝者に。なんて幸せなお祭りでしょうか。

また、秋には「節用集まつり」。節用集とは現在の国語辞典。林さんの子孫が室町時代に刊行したことにちなむもの。印刷・出版の祖神でもあるのです。


林神社さんは漢國神社(かんごうじんじゃ)さんの境内の中に。

そして漢國神社さんは創建が推古元年(593年)、とても歴史のある神社です。祭られているのは尊い神々、そしておまんじゅう。私にとってのパワースポットかもしれませんね(笑)

またお礼を言いに行かねばなりません。

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