漆喰はインフルエンザに有効か?

2017年1月9日月曜日

おさらい

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身の回りで風邪ひきさん多くありませんか?
うつされたくありませんよね?!特にインフルエンザにはかかりたくない。

国立感染症研究所 感染症情報センターの「インフルエンザ流行レベルマップ」を見ると一目瞭然。
 http://www0.nih.go.jp/niid/idsc/Hasseidoko/Levelmap/flu/new_jmap.html

ちなみに、このマップは過去のデータですから、流行期には発表データ以上に流行していると判断すべきです。



あ、忘れずに申し上げておきますが、壁に漆喰を塗っても風邪は予防できません。

壁についたウイルスから感染するより、ヒトからヒトに直接飛んでくるものの方が多いですよね?

 空気中に浮遊するものも全てが壁に付着して消毒できる …などということも考えられません。

主成分である消石灰が強アルカリ性なので、それに付着すればウイルスが死滅するというわけなんです。

ま、石灰も壁の表面は時間と共に酸化して中性になっているはずなのですが。


では、感染を予防するには?

気を付けてはいるのでしょうが、再確認。
うがい、手洗い、咳エチケット、そして加湿。


うがい&手洗いは子どものころからのシツケですね。

そしてバカにできないのは加湿による効果。加湿することでウイルスの活動が低下するんです。
ちなみに湿度58~62%では約2時間、湿度47%だと約4時間でウィルスが死滅するとのことですね。

また、加湿やアルコール消毒があまり効かないウイルスを失活化させるには、加熱するか次亜塩素酸を使うのが有効であるとされています。


そこで近年注目されているのが、次亜塩素酸水を使った加湿。

次亜塩素酸はノロウイルスにも、インフルエンザのウイルスにも対応していますから、なかなか有効な手段ですね。

で、良くあるカンチガイが 次亜塩素酸と次亜塩素酸ナトリウム。
…前者は酸性、後者はアルカリ性なんです。

 ハイターなどの漂白剤として売られているのは次亜塩素酸ナトリウム。
 さらにカルキと呼ばれるのは次亜塩素酸カルシウム。

最近消毒液として流行っている次亜塩素酸水は弱酸性のものが多いですね。

なんでもかんでも同じだと思って、市販の漂白剤を加湿器にドブドブ入れて使ったりしたら…

 健康被害や思わぬ場所が漂泊されて真っ白。
 なんてこともあるかもしれませんよ?!

しっかり中身を確認して使いましょうね。



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