石灰と石炭。 切っても切れない関係かも。

2017年9月5日火曜日

おさらい

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今日は石炭の日。


いつのまにか私たちの生活には無縁のものになってしまったように思われがちですが…


実は石炭は今も大切に使われているエネルギーです。


用途は主に火力発電や製鉄など。2013年には1億9千万トンを輸入しています。我が国のエネルギー供給の2割以上はまだまだ石炭によってまかなわれているんです。

― 資源エネルギー庁「石炭をめぐる現状と課題」より


石炭について詳しく知りたい方は、中部電力の子供用ページ「電気こどもシリーズ」の石炭特集が分かりやすいです。 http://www.chuden.co.jp/kids/denkipaper/2006/627/issue01.html


石炭は漆喰にも必要

そして、漆喰に使われる石灰を焼くためにも使われている大切な燃料なんです。

石灰石。
鉱山から切り出され、握りこぶしほどの大きさに砕かれています。


その石灰石を焼くために使われるのが石炭や石炭コークス。


ゆっくりと時間をかけて焼かれる左官用の石灰。
写真のような土中窯で、塩を加えながら焼かれるのが塩焼き石灰。


焼きあがったものが生石灰。


さらに水を加えて、消化されたものが消石灰というものです。


石灰の価格は燃料の価格で変動しています。
それもそのはず、石灰を焼くために必ず必要な熱量があるからなんですね。

出来上がった石灰の価格、燃料代が大半を占めているんですよ。


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