パリッとしたあの食感には石灰が役立っているってご存知ですか?
「乾燥剤」として昔から生石灰が利用されています。
見覚え…ありますよね?おせんべいや海苔などに入っている白い袋。
まさにあの中には生石灰が入っています。
生石灰は発熱の危険性があるとして取扱いの注意が必要ですが、通常の環境で空気中の水分をゆっくり吸えば、それほど「高熱」を発することはありません。
さて、そんな石灰。どうやって出来るのか、ご存知ですか?
何度も何度も説明してきましたが…、今回もおさらい。
山から採れた石灰石。炭酸カルシウムです。
高温で焼かれて二酸化炭素が抜け生石灰に。
酸化カルシウムに変化しました。
水と反応して消石灰に。
さらに水酸化カルシウムへと変化しました。
水との反応の模様を以前、動画でも紹介しましたね。
この機能が食べ物を乾燥した状態に保つんです。セッカイのセカイ、面白いでしょう?