お彼岸は春分の日、秋分の日をそれぞれ中日(ちゅうにち)として前後3日。
つまり7日間がその期間にあたります。今年の春分の日は3月21日ですから、春のお彼岸は3月18日から24日までということですね。
で、お楽しみは…もちろんコレですね。
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Tomomarusan / wikipedia
春のお彼岸といえば「ぼたもち」です。
「え?おはぎじゃないの?」と思った方、よい疑問です。
どちらの呼び方もするんですよね。
ですが、春は「ぼたもち」、秋は「おはぎ」と呼ぶのが正しいようです。
その理由は
牡丹(ぼたん)
![Peony / 牡丹(ぼたん)](https://farm3.static.flickr.com/2058/2448885866_d349053f91.jpg)
Peony / 牡丹(ぼたん) / TANAKA Juuyoh (田中十洋)
萩(はぎ)
![DVC00265](https://farm5.static.flickr.com/4019/4268347260_0ac5260fbe.jpg)
DVC00265 / Tamago Moffle
春の牡丹(ぼたん)、秋の萩(はぎ)、それぞれの名前に由来するそうです。
だからぼたもちは「牡丹餅」。おはぎは「御萩」。なるほど~。ですね。
では春と秋以外はどう呼ぶのでしょうか?
夏は「夜船」、冬は「北窓」と呼ぶんだそうです。
餅つきのように臼と杵を使わずに(音を立てずに)作れることから、どちらも「搗き知らず」という言葉遊びだそうです。
分かりますか?夜船は着き知らず。北窓は月知らず。
昔の我が国では洒落た考え方があったんですね。
伝統素材だけでなく
文化を知ること、言葉を知ること、とても大切なコトだと考えています。
ま、牡丹餅も大好きですけど。春はステキな季節です。
![ohagi おはぎ ぼたもち](https://farm8.staticflickr.com/7079/6985061014_044462e4a7.jpg)
ohagi おはぎ ぼたもち / kuromeri