やわらかいステーキ

2020年1月27日月曜日

おさらい

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今日1月27日は、昭和11年にロシアのオペラ歌手フョードル・シャリアピンが来日した日。
Feodor Chaliapin signed.jpg



「シャリアピン」ってどっかで聞いたことがありませんか?

たぶん、それは「シャリアピンステーキ」。

そうです。お肉のステーキ。(写真は普通のステーキですね)
Beef steak & Shrimp combo
Beef steak & Shrimp combo / jetalone


我が国では約1500年前、仏教が伝播して以降、獣肉食が避けられるようになりました。

逆にそれより前は、狩猟して得た動物を普通に食べていたのですが、今のように公然と肉を食べるようになったのは明治以降のおはなしですね。

「精進料理」で分かるように、鶏肉ですら食べることが避けられていました。

最近は精進料理と聞いて何のことか分からない方もいらっしゃるでしょうね。
でも、それもまた日本の文化。

がんもどき(=雁もどき)などのように肉の代わりの料理が考えられた時代を経て、飽食の時代ともいわれる現在があることは知っておくべきじゃないでしょうか?
(…肉食の文化はご自分で調べて下さいね wikipedia「肉食」


さて、お話はシャリアピンステーキに戻って、シャリアピンステーキとは、玉ねぎの効いた、あのステーキです。

歯の悪かったシャリアピンのために帝国ホテルの料理長が考えたものなんです。
肉を叩いて柔らかくして、さらに玉ねぎの酵素で柔らかく。


外国から伝わったステーキを日本流にアレンジした作品ですね。
美味い料理を食べて、力強く唄ったことでしょう。




漆喰もそうなんです。
仏教伝来の時期に伝わってきた漆喰。

 おそらく当時はただ石灰を塗るだけのものだったことでしょう。

それを「キレイに仕上げる」ようアレンジしてきたのは我が国の左官職人さん達です。
胸を張って自慢できる我が国の大切な文化の一つです。


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