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で、メーカーさんでも案外知らない人も多いのですが、「消石灰なら何でも良い」というわけではないのです。
例えば石灰石の焼き方。
- 大量生産のために燃料を送風等で効率的に燃焼させながら、比較的高温で焼かれる「油焼き」「素焼き」と呼ばれるもの
- 昔ながらの自然通気で、塩をまきながら、多少の生焼けが残るくらいの温度で焼かれる「塩焼き」と呼ばれるもの。
しかし焼き方の違いだけで、生石灰としての性質、さらには左官さんがお仕事に使う際の消石灰の性質は全く違うものに変わります。
画は、明治期の様子でしょうか?戦前の様子でしょうか?
郷土史家による本から抜粋させていただきました。
この焼き方と現代の焼き方。それだけでも、出来上がった石灰は…。
ただの白い粉にしか見えませんが、漆喰にすると全く異なる性状を示します。
それはちょっとした秘密のオハナシ。
こればかりは直接お会いした方にしかご説明できません。