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骨材と編み目と厚みの関係

今日5月24日はラッシャー木村さんの命日。
ラッシャーは"rusher"の名の通り、突撃型(ラッシュ)のファイターだったんですね。「金網デスマッチの鬼」の異名を持つことでも知られていました。




というわけで、金網にちなんで、今日は「網の日」と勝手に決めています。

さて、アミと言えば左官さんにとってマニアックなオハナシ。

「漆喰の伏せ込みの網目、どのくらいがイイの?」とのご質問を時々いただきます。

色々なメーカーから販売されていますので、「これ」とは云えないのですが、使う材料に入っている骨材の大きさを参考にしていただいて、検討をオススメしています。

たとえば、2ミリの骨材が入った漆喰を2ミリ網目に塗った場合…
網目に入るのは骨材だけですよね?!



網の目とその上に塗る素材のツブの大きさ、ちゃんとサイズを考えないと強化どころか、剥落の原因となるんです。


また、漆喰は強アルカリ性です。漆喰の伏せこみには、出来る限りアルカリに強い素材を使いましょう。

いずれにしても、ご相談は建材店さんに。
ちゃんと各材料に最適な伏せ込み網が用意されているはずです。


下地からの挙動や収縮が予想される場合は
 伏せ込みと十分な厚みの砂漆喰。 そして、十分な養生期間です。

 必ずこの3つに留意してくださいね。

また、内装でもボードのジョイント処理も網目には同様に注意しましょう。

パテ用、塗料用の目の細かいメッシュテープなどを使って、網目が骨材だけで詰まることもあります。すると、そこが浮いたりして大変ひどい目に遭いますよ。気を付けて。