爽やかに感じるものといえば、風と水。
今年は出かけられない夏の連休、なので写真だけでも九州旅行です。
まずは「水」。大分県の山間部は豊かな水の町。
川は高千穂や阿蘇などからの水をたっぷりと平野へ運んでくるのです。

その農村風景に忽然と現れるのが「東洋のナイアガラ」。原尻の滝です。

幅が120m、落差は20m。なかなか壮観です。

そしてギリギリまで近寄ることが出来るんです。

ほらね。安全柵などの野暮ったいものはありません。
水にギリギリ近いところでその景観を楽しむことができるんです。

そこから車で1時間ほど走れば、源流の一つである熊本阿蘇の外輪山。
木が1本も無い、緑の地平線が見られます。
緑を吹き抜ける風。とても気持のよいものです。

緑は命をはぐくむ場所。
広々とした牧場で育つ牛さんの牛乳は絶品なのです。

阿蘇のカルデラ独特の風景。
このパノラマは訪れた方にしか分かりません。


天候が良くても悪くても、強烈な風が体を揺るがすのが阿蘇の大観峰。
手が届きそうな高さに雲が勢いよく運ばれてきます。

遠くに見えるのは雨のカーテン。
靄がかかっているところで雨が降っているんです。

風も水も災害をもたらすもの。でも、爽快な心にもさせてくれるものですね。